(東北ツーリングのときに掲載した写真ですが、カテゴリをあらたに作り取りまとめてアップしてみました。)
ここ旧熱塩加納村(現:喜多方市)にある日中線記念館です。今でさえ(と言ってももう20年以上経ちますが…)記念館になっていますが、昭和59年までは旧国鉄 日中線の終着駅 熱塩駅として活躍していました。活躍・・・一日3本の運行でしたが。この駅舎は太平洋戦争前日に完成したそうで、当時はさぞモダンな造りだったと思われます。
~Wikipediaより~
管轄:日本国有鉄道
区間(営業キロ):喜多方~熱塩 11.6km
駅数:5(起点駅を含む)
複線区間:なし(全線単線)
電化方式:全線非電化
改正鉄道敷設法別表第26号に規定する予定線「山形県米沢ヨリ福島県喜多方ニ至ル鉄道」の一部で、日光線・野岩線・会津線と結んで東北地方南部を縦貫する野岩羽線構想の一翼を担うはずであった。
1938年に福島県側が開業したものの、典型的な閑散ローカル線であり、廃止時点で各駅に停車する1日3往復の客車列車が朝夕(朝1往復、夕方2往復)に運行されるのみで、「日中に走らない日中線」とも揶揄された。また、駅舎の荒廃ぶりが話題に上ることも多かったが、廃止3年後の1987年から旧・熱塩駅が整備の上記念館として保存されている。また廃線跡は喜多方市内ではサイクリングロードとして整備されている。
本州では蒸気機関車による定期運転が最後となった線区でもあり、多くのファンが詰めかけていた。なお、機関車は折り返し時に後ろ向きで運転していた(日中線記念館の展示資料より)。
1938年(昭和13年)8月18日 【開業・全通】日中線 喜多方~熱塩間(11.6km) 【駅新設】会津村松、上三宮、会津加納、熱塩
1957年(昭和32年)7月1日 【貨物営業廃止】会津加納~熱塩(-3.4km)
1957年(昭和32年)9月1日 【貨物営業開始】会津加納~熱塩(3.4km)
1964年(昭和39年)4月1日 【貨物営業廃止】会津加納~熱塩(-3.4km)
1981年(昭和56年)9月18日 第1次特定地方交通線として廃止承認
1983年(昭和58年)11月1日 【貨物営業廃止】喜多方~会津加納(-8.2km)
1984年(昭和59年)4月1日 【廃止】全線(-11.6km)。バス転換